当院の歯科治療は患者さんの「健康になりたい」という気持ちを大事にしています。当院の診療は、オーストリアのウィーン大学のスラビチェック教授の咬合理論を導入しております。この理論の素晴らしい点は、骨格分析や正確な数値から導き出される診査診断もさることながらスラビチェック教授の「患者さんのドラマを聞く」という精神です。毎日多くの患者さんが歯を治したくて歯科医院を訪れます。その時私たち医療従事者は単純に虫歯や歯周病だけを治す治療で終わりにしていいのでしょうか?一見単純な歯のトラブルに見えるものが患者さんの生活習慣、育ってきた環境、遺伝的ものなどが複雑に絡み合って目の前の「痛い」という症状になって表れているケースがとても多いです。
その時私たちは、患者さんの治りたい気持ちと一緒に患者さんの生活背景などのお話を聞くことがとても重要と考えております。病気は症状だけを治療する対症療法では完治せず、「何故そうなってしまったのか?」を考えて治療する「根本療法」が大事だと考えているからです。